色々と口臭の原因になりそうな体の問題について、思いつく限りの病的なものは調べつくしたけれど、心配するような事は何もなかった。
このこと事態はとても良い事だけど、「じゃぁ、何故口臭がするの?」という疑問。
もちろん、口臭が気になるからこそ、歯磨きも歯ブラシでの通常のブラッシングだけでなく、フロスや歯間ブラシを使って、丁寧に行っている。
マウスウォッシュも、人工的な味と刺激が苦手でも、自分なりに頑張って使用説明にある通りに使っている。
けれど、口が臭い。
これは悩ましいですよね。考えられる限りの打つ手は打ったにもかかわらず、一番気になっている問題が解決していないなんて、泣いてしまいたい位悲しくなります。
あ、でも、もしかしたら食事で「臭いの強い食べ物」を口にしたから?
例えばニンニク増し増しの餃子(ぎょうざ)とか、豪勢に焼肉、あるいはスライスされた生タマネギのさっぱり味サラダ等、食欲をそそる香りの強い、おいしいメニューの数々。
うんうん。その場合は仕方ないですよね。
どんな美女でも、イケメンでも。ダンディなおじさまも、麗しいマダムも、誰しも食後は臭うものです。
ニンニクを食べて、喋った時に口から発する香りが“薔薇”なんて、そんなファンタジーは現実にありえませんし、無臭というのもアンドロイドでもない限り、無理です。
だから、食後にミント系のガムを噛んだり、タブレットを口に含んだり、牛乳を飲んでみたりと、色々な方法で頑張っちゃうわけです。
生きている限り、誰しも臭いはあるものですよね。生き物ですから、新陳代謝もしますし、その関係から老廃物も出ます。
でも、出来れば“クサイ”よりは、“爽やかな香り”をまとった存在でいたいもの。
「あのヒトが居ると部屋がクサイ」なんて言われたくはないですし、大切な家族がそんな風に思われるような事は、想像するのも恐ろしい事態です。
その事が原因で、ひっそりと避けられたり、お呼ばれする事が減ったりすると精神的にもツライものがあります。
また、周りはそうニオイを感じていないのに、自分自身が気にするあまりに、参ってしまうような状況も避けたいですよね。
では、口腔ケアに自分では出来うる限りのケアを頑張っているのに、臭う場合はどうしたらいいのでしょうか。
実は、口臭について色々調べてみると、問題は“歯”だけじゃないみたいなんです。
ちょっと自分の口の中にあるものを思い浮かべると、“歯”や“歯茎(はぐき)”以外にもありますよね、大切な部位である器官が。
喋る時や、食べ物を味わう時にかかせない存在。そうです“ベロ”です、“舌”です。
ここにも歯と同じように細菌が住み着くので、鏡に向かって「ベー」と舌を出してみた時の色をチェックする習慣をつけるといいかもしれません。
といっても、直前に「色付きキャンディ」や濃い色の飲み物である「珈琲」や「紅茶」、「カレー」といった飲食物を口にした時は、その色が舌に残っている事があるので、それ以外の時に確認するのがベストです。
舌を出して通常の赤系の色やピンクならOKだけど、白や黄色の時は、ピンチです。
汚れニオイの原因となる「舌苔(ぜったい)」が付いた状態、つまりニオウお口の可能性大!
素敵なあなたの魅力を半減する憎い口臭がモワンと登場です。それはご遠慮したい。
そして、のどの奥、見える範囲の両脇にある扁桃腺のくぼみの大きかったり、炎症があると、食べ物のカスや細菌の死骸がたまりやすくなって、通称「臭い玉(においだま)」と言われている「膿栓(のうせん)」が出来るそう。
これがよく言われている名前「臭い玉」のままに、強烈で、つまりは口臭の原因にもなるのだとか。
輝かしい「宝玉(ほうぎょく)」ならともかく、この「玉」は有難くないなぁ、と思ったり。
むしろ、残念というか、悩み深い存在というか。寝ても覚めても考える当たりは、唯一無二な存在ではあるかもしれませんけれど。うーーん。
ともかく、気にし始めるとキリが無いくらいに、色々な要素が絡まりあい発生する「口臭」。
下水臭かったり、血生臭い様な、近くに居る事がはばかかられるくらいに、ニオウ口臭を「何とかしたい!」と思った時、お助けアイテムがあると嬉しいですよね。
「ジャジャーン」とポケットからヒミツ道具を出すように、未来のエチケット道具で、楽に簡単にドブ臭い口臭を一気に消臭、なんて妄想したりして。
あったらイイナという、夢のアイテム。
残念ですが現実としては、一回使うだけでこれまでの口臭関係の悩みが消えてしまうような、そんな魔法の様なアイテムはありませんよね。
もしあったとしても、セレブ御用達のアイテムとなって、一般的に普及するのは費用(価格)がトンデモナイ事になりそう、なんて考えたりして。
ともかく、「未来の道具」や「ファンタジーアイテム」のような素敵グッズが開発されるまでは、今しばらくセルフ頑張りで乗り切るしかなさそう。
「楽に、そして簡単に口の臭さが消えればサイコー」ですが、魔法の様なアイテムは無いと思われる現在。
どう頑張ればいいのか、試行錯誤しつつもピンポイントでお口の消臭を目指していこう!オーッ!
勢いはいいけれど、でも、ちょっと落ち着いて考えてみましょう。
何かを変えるには、日々の積み重ねが重要です。コレは何事においても基本事項ですよね。
つまり、日々のスケジュールの中に口臭対策の新しい習慣を付ける必要がある、ということですよね。
うーーん。どの時間に頑張るのがいいのかな。
あれ?そういえば、あなたも私も毎日かかさず行っている事がありますよね。
ソレは、どんなに忙しくても、たとえ寝る間が無くても、回数こそ減る事があっても、生きて、動いている限りはどうしても必要なこと。
ちょっと難しそうな言い方をすると“生命活動の維持に必須”なアレですよ、アレ。
懸命なるあなた様には、すぐにお分かりいただけたかと思いますが、そうです。「食事」です。
この毎日のなかで行う食事に新しい習慣をプラスする事で、息がキレイになったら素敵。
もしかして口臭対策に定番の「食事の後に歯磨き」を、思い浮かべられたのではありませんか?
もちろん“丁寧に”磨く事ができるのであれば、毎食後に歯磨きもいいのですが、自宅でゆっくりと過ごしている時ならともかく、職場や学校、外出先などでキチンと行う事はなかなか厳しそうです。
ここでの“丁寧”というのは、歯科医院のブラッシング指導で教わった内容を申しますと「歯ブラシで歯を1本ずつブラッシング」という“丁寧さ”。
1本ずつ磨くのは、さすがに「3分」ではちょっと終わりそうにありません。
その時指導してくださった衛生士さんがおっしゃった事は、「ながら、でいいんですよ~。テレビを見ながらとか、時間がある時に1本ずつ、ね」にこっ。
「1本ずつ」は外せない要素のようです。
その後、歯ブラシが届かない隙間を、デンタルフロス。このデンタルフロスは、歯垢をすっきりと落とす為にも日常のケアに取り入れたいものだそうです。
さらに、年齢を重ね、人としての深みが出てくる“ミドルエイジ以降の方”は、歯茎の状態のチェックも兼ねて、歯間ブラシをプラスして、三角形の隙間の隅々まで念入りに磨くが“吉”。
そして、仕上げに「殺菌効果のあるマウスウォッシュ」で口をすすいでフィニッシュ!
この一連の作業を毎食後にかかさず行うことが、果たしてお勤め先や学校で、出来るでしょうか。
正直な話、無理ですよね。キッパリ。
自宅でのんびりと過ごしていて、時間がたっぷりあるならまだしも(それでもかなり大変)、お勤めや学校など外出先では、どう考えても、時間的にも場所的にも、無理です。
じゃぁ、殺菌力が強めのマウスウォッシュを口に含んで、くちゅくちゅと数秒行って、サッと吐けば簡単そう。とか思うのですが、これも体質や体調を選ぶもの。
殺菌力が強いということは、それだけ刺激も強いということで、アルコール成分が入っているものはピリピリとした刺激があります。
これが私は苦手で、「汚れを落としている満足感」より、「こんなに刺激的なモノを口に含んで大丈夫なんだろうか」と不安感が増すので、選ぶのはノンアルコールのものばかり。
慣れたら、この刺激がたまらないらしいのですが、私自身は肌が弱い事から、口の中も出来れば刺激は少なめにしたいのです。
しかも殺菌力が高いものを使い過ぎると、体質や体調によっては食べ物の味が分かりづらくなることもあるのだとか。
いわゆる味覚障害の様になるのは、流石に避けたいところです。
口が臭いのを耐えるか、味が分からなくなるか。という究極の二択に突入なんて、嫌じゃありませんか。
ということで、外出先での昼食後は、軽く水や緑茶ですすぐか、キシリトール系のガムを噛むなど、安心安全な天然殺菌効果バツグンの唾液に頑張ってもらいましょう。
でも、やっぱりそれだけじゃ不安な場合は、オーラルケア商品の出番ですね!
いよいよ精鋭部隊(オーラルケア商品)が、憎き口臭軍団へと戦いの歩を進める時が来たッ!!